犬の飼い方のウソホント

犬の飼い方のウソホント

男の子、女の子、どちらが飼いやすいの?

よく雑誌やネットで「女の子の方が飼いやすいよ」などと言われておりますが、実際のところどうなのでしょう。
女の子の方が大人しいよ!とよく言われますが、ワンちゃんは性別で性格が決まるものではなく、犬種により個々に違いがあるので、一概にはそうとも言えないですよ!というのが私の見解です。男の子、女の子の特徴を簡単に記してみますね。

男の子の特徴

メスより体格が大きいことが多い。
活発ですが甘えん坊の傾向があります。
◎発情期はありません。(メスの発情期に反応して交配欲を強く刺激され、発情する)
◎片足をあげてオシッコをするようになるので室内でのしつけに気をつける。
◎飼い犬と元気いっぱいに遊んで過ごしたいという方にはオスがおすすめです。

女の子の特徴

◎オスより体格が小さいことが多い。
◎比較的おとなしくてひとなつこい。
◎ヒートと呼ばれる発情期があり、生後4~12ヶ月頃から年二回の生理が始まります。
◎小型犬の場合は出血部分を舐めたりしやすいので、おむつなどの着用が必要です。
◎大型犬では出血はかなりの量になります。
◎飼い犬とは落ち着いてゆったりした関係を作りたいという方はメスがおすすめです。

などがよく言われているおおまかな特徴です。
また「オスはマーキングする」とよく聞きますが、必ずしもそうとは言えません、
飼ったことのある方ならご存知だと思いますが、男の子は家の中では女の子と同じトイレの仕方をしますよね?
たしかにお外では片足あげたポーズでする子もいますが、ちゃんと教えれば男の子も家のトイレではきちんとしてくれるようになるものです。

結論としましては、記した特徴はあくまでも参考程度にとらえて頂き、個々の性格がありますので、どちらが飼いやすいかの明確な回答はないと思っております。
参考になるかどうか分かりませんが、当店から子犬を迎えたお客様のほとんどの方は直感で選ばれる方が非常に多いです。
「運命の出会い」と感じて気に入った子がたまたま男の子、たまたま女の子だったという事だけで、男の子女の子を前提に選んでいる訳ではないのですね。
私も今まで飼ってきたワンコは「運命の出会い」で直感で選んできました。
皆さんも、もし迷われた時には何なりとご相談してくださいね。

早く飼った方がなつきやすい?

子犬は順応性が高く、生後4ヶ月でも5ヶ月でもなつくとは言われております。
わたしは子犬からしか飼った事はないのですが、意外と1歳以降から飼育し始めてもなつくものなのだとは言われております。
最近は保護犬を里親として迎えて大切にされている方もいらっしゃるので、その事を否定するつもりは全くありません。
ですが新たに子犬を迎える方は出来れば小さいうちから育てたいと思う方が多いのも事実ですので、少し詳しく説明させて頂きます。

◎生後2~3か月
ブリーダーさんがもう大丈夫ですよと判断して購入者に渡してくださる時期が生後2か月くらいですが、これはあくまでも子犬の「社会化期」が終わり、社会に適応できますよという期間なのです。
ブリーダーさんの中には、犬種(極小のチワワなど)によっては最低3ヶ月は母親の元で育てる方もいらっしゃいますし、これもちゃんとした意味があり、子犬の事、迎えてくれる飼い主さんの事をきちんと考えているからこその理由ですので、ご理解頂きたいと説明させて頂いております。
やはりこの頃が一番可愛い時期でもありますし、育てやすく迎えやすい時期だと思います。

◎生後4~5ヶ月
身体も少しは大きくなり始めていますが、まだまだ子供で可愛い時期ですよね。
この位の子でも、親元で兄弟と暮らしている犬は順応性が高く、性格もおだやかで、育てやすく躾やすい子が非常に多いのが特徴です。
大型犬などはまだまだ子供でやんちゃ盛りですし、小型犬、中型犬でも安心して迎えてあげていい時期ではないかと思います。

◎生後1年
小型犬や中型犬などはこの頃には成犬になってきます。(大型犬は1年半位)
成犬を迎える場合は今までどういった環境で育ってきたのかが非常に重要となります。
ブリーダーさんやきちんとした飼い主さんに愛情を受けて育てられていればさほど問題はないと思いますが、保護犬などはいろんな事情を抱えている場合もあります。
すべての成犬が社会性の高いきちんとしつけをされた犬ばかりではありません。
保護された子の中には、飼育放棄や虐待など何かしら事情を抱えているケースも多く、病気を持っている事もあれば心の問題を抱えている事もあります。
そうしたリスクがある事も承知したうえで迎えてあげてくださいね。

ワンコも規則正しい生活が大切?

ネットの記事などに、ゴハンの時間やお散歩の時間を決めてしまうと、わがままになってトイレを我慢したり、おねだりして吠えたりしちゃいますよ!と書いている事がありますね。

規則正しい生活をする事によりワンコがわがままになり、吠えたりしてしまうという意味ですが、私は全くそうだとは思っておりません。
確かに我が家のワンコもトイレを我慢することはありますし、ゴハンまだ?なんて顔をしている時もあります。

ですが散歩に行けない時などはトイレに誘導して『しっこ、しっこ』というと、ちゃんとしてくれますし、ゴハンをおねだりして吠えることなど全くありません。
ゴハンの時間はだいたいき決まっていますが、お散歩の時間などはバラバラですし、行けない時も勿論ありますが、わがままでもなければ吠える事もありません。

ようするに飼い主が中心の生活をしていればワンコはそれに順応して飼い主に従いますし、ワンコ中心の生活になり、機嫌ばかりをうかがって甘やかし放題にしてしまうから吠えてしまったりわがままなってしまうのではないでしょうか。

さまざまな家庭の事情があり、さまざまな飼い方があるとは思いますが、ワンコはとてもお利口です。本来犬は集団で生活をしており、順応性もありリーダーを尊重します。
しっかりコミュニケーションをとって、飼い主さん中心の生活をしていればワンコはちゃんと順応してくれますし、ワンコにとってもリーダーを認識する事によって安心で穏やかな生活が送れる事となります。規則正しい生活だろうが、不規則だろうが全く関係なく、きちんと主従関係を築く事が大切なのではないでしょうか。

留守がちだと飼えないの?

当店のお客様の中には、独身で社会人の1人暮らしの方でも子犬を迎えられた方は沢山いらっしゃいます。
ですが生後2か月くらいの子犬ですと、あまりにも長い時間の留守番には不安はありますので、事前にしっかりと飼育方法を説明させて頂き、上手に教えてあげる事でしっかり留守番できるようになる旨を伝えたうえでお迎えして頂いております。
留守の時間が長い方で子犬を迎えるのに躊躇している方でも安心して迎えて頂くためのご相談やアドバイスをしっかりとさせて頂いております。

◎注意点として。
幼い頃から飼い主さんが過剰な愛情を与えると、犬に「分離不安」という症状がでてしまいます。
飼い主さんがいなくなると、吠えたりいたずらしたり等がそれにあたります。
留守中にワンワン吠えたりするとご近所にも迷惑になってしまいますので、お利口に留守番してもらう為にも、可愛いのはわかりますが、あまりにもベッタリで甘やかしすぎないようにはして下さいね!とは初めにお伝えしています。
ワンコはとても順応性があります。少しの工夫でお利口に留守番してくれるようになりますので、購入時にはしっかりと説明させて頂きますね。

多頭飼いの方がいい?

このお仕事をしていると、様々な場所で色々なワンコと会う機会があるのですが、最近は多頭飼いをしている方も沢山いらっしゃいますよね。家の中などではお互いじゃれ合ったり、追いかけっこしたり、ホントに楽しそうでうらやましいな~と思う事が良くありました。
留守番中も一緒に遊んだり、寄り添って寝ていたりと、飼い主さんから見ても幸せそうに感じる部分は多々あるのがメリットだと思いますね。
決して多頭飼いじゃないとワンコがかわいそう、幸せではないという事ではありませんが、
友達がいるとワンコは勿論、微笑ましく見守っている飼い主さんまでも凄く幸せそうな顔をされているんですよね。

私を含め1頭飼いの方でも皆さん大切に家族として楽しく暮らしているので、ワンコが幸せならばそれでいいのだと思っていますし、皆さん様々な事情もありますので、当店のお客様にも無理に多頭飼いを勧める事はしておりません。
わたしも現在ワンコと暮らしていますが、老犬なので今から新たな子を迎えてストレスになったりすると可哀想なので現状では考えておりません。
ですが最初に飼う時にもう1匹飼っておけばよかったかな・・・。
さびしい思いをさせたかな・・・。なんて今になって思う事もあります。
私の結論としましては、経済的に許されるのであれば、多頭飼いをお勧めさせて頂いておりますが、違った犬種の場合などは犬同士の相性などの心配をされている方もいらっしゃるので、この辺りはお気軽にご相談して頂ければ適切なアドバイスをさせて頂きたいと思っております。

猫と一緒でも大丈夫?

これもよく言われておりますが、意外と気にするほどの事ではないと思っています。
猫も好き、犬も好き、両方飼いたいと思われる方も沢山いらっしゃると思いますので、
老猫は注意してあげた方がよいですが、多くのご家庭で犬と猫との関係に困っているところは非常に少ないようです。
ですが成猫がいる家庭に子犬や成犬が来る場合は、しばらくのあいだ注意が必要です。
最初のうちは犬と猫の部屋を分けてあげて、徐々にケージ越しなどで2匹の距離を近づけながら、慣れさせていってください。飼い主さんが無理に仲良くさせようとすると、互いの関係が悪化する可能性もありますので注意してくださいね。

以上、犬の飼いの方ウソホントのお話でした。
これからワンコを迎える方は少しでも参考にして頂けたらと思います。

 

 

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